紅茶好きが教える!美味しい紅茶の種類とその特徴、おすすめの飲み方
紅茶と一口に言っても実際にはたくさん種類があり、どれがどんな味なのか、香りは?など詳しくない人には分からないことだらけです。
でもどうせ自分で飲むなら、どうせあの人に贈るなら、美味しい紅茶を買いたいですよね。
そこで今回はオススメの紅茶の種類を味や風味、オススメの飲み方とともに詳しく紹介します。
これから紅茶を飲んでみたいという方、必見です!
飲みやすさと爽やかな香りならダージリン
出典:http://www.mccoy8.net/darjeeling-area/
ダージリンは私も大好きな紅茶です。
ダージリンの特徴は何と言ってもその爽やかな口当たりと、「マスカットフレーバー」と呼ばれる独特の香りがすることから「世界三大紅茶」の一つに選ばれています。
紅茶の茶葉は収穫時期が3回あり、それぞれファーストフラッシュ(3,4月)、セカンドフラッシュ(5,6月)、秋摘みと呼ばれていますが、ダージリンの場合特にセカンドフラッシュの頃に収穫されたものが口当たり、マスカットフレーバーともに最高品質とされています。
飲み方としてはストレートでいただくのがオススメです。
紅茶本来の味と香りを楽しむことができ、砂糖などを入れなくてもそれほど苦くなくとても飲みやすいです。
甘い香りを楽しみたいならホワイトクリスマス
出典:http://www.ozmall.co.jp/xmas/news/04688/
まるで焼きたてのお菓子のような、ふわっと柔らかく甘い香りがする紅茶、それがホワイトクリスマスです。
香りは非常に甘いのですが味の方はそこまでしつこくなく、程よい上品な甘さで優しい飲み心地です。
またアプリコットが入っているため、ほんのり香るアクセントを楽しむこともできます。
こちらはミルクティーとして飲むのがオススメです。
身も心も温まることができて、その名の通り雪が降る寒い夜にお家でゆったりしたいときにピッタリです。
柑橘系の香りならアールグレイ
出典:http://koucha-navi.com/kiso/post-814/
こちらもダージリンと同じくらい知名度と人気のある紅茶です。アールグレイは「フレーバーティー」と呼ばれるもので、ベースとなる茶葉に香りをつけた茶葉のことをこう呼びます。
ベースとなる茶葉は中国やインドのもの、またはそれらのブレンドなどが一般的ですが、ベースとなる茶葉が「ダージリン」の場合、「ダージリンのアールグレイ」と言われることもあるわけです。
ややこしいですね(笑)
ちなみにアールグレイは柑橘系(ベルガモット)の香りがつけられており、そのスッキリ爽やかな風味が特徴です。
また飲み方についてですが、一般的に香りをつけられた茶葉はお湯出しよりも水出しの方が香りが引き立つとされています。
ストレートでアイスティーとして飲むのもいいですが、実はベルガモットの香りはミルクティーとして飲むのにもオススメ。
少し濃く淹れて、柑橘系の香りを楽しみながらミルクティーとして飲む方が私は好きです!
強い渋みならイングリッシュブレックファースト
出典:http://www.dreamnews.jp/press/0000042824/
イギリスの伝統的な茶葉、それがイングリッシュブレックファーストです。
もともと朝食の時に紅茶を飲む文化のあったイギリスで、「朝起きた時にピッタリな紅茶が飲みたいな」ということで作られたとも言われています。
ブレンドにはアッサム、セイロン、ケニア産の茶葉を使うことが多く、何と言ってもその渋みが特徴的な茶葉です。
紅茶の色はかなり濃いめで渋みが強いので、一般的にはミルクティーとして飲むことが多いです。
渋みとミルクのまろやかさがマッチしていて、とても美味しく感じます。
ちなみにストレートで飲むと渋みが結構きついので、さすがに朝からこれを飲むのは控えたいところです(笑)
渋みと酸味のバランスならアップル
出典:http://bitchinlifestyle.tv/recipe/apple-cider-simple-syrup/
こちらはアールグレイと同じく「フレーバーティー」に分類される紅茶です。
アールグレイが柑橘系(ベルガモット)の香りだったのに対し、アップルはその名の通りリンゴの香りがします。
フレーバーティーのアップルとは別に、紅茶にそのままリンゴを入れたりするアップルティーもありますが、それほど紅茶とリンゴの香りの組み合わせというのは広く人気があり、とても美味しいのです。
紅茶独特のあの渋みにリンゴの甘みと酸味がほどよくマッチングしています。
リンゴの香りと酸味が楽しめるので、紅茶が苦手という方も比較的飲みやすいかもしれません。
いろんな飲み方を楽しみたいならニルギリ
出典:https://peterspowerpop.wordpress.com/
ニルギリはインド南部原産の茶葉で、甘く深いコクと爽やかな風味が特徴の茶葉です。
あまり個性が強い茶葉ではなく、口当たりもマイルドなのでストレートティーやレモンティー、ミルクティーなど幅広い楽しみ方ができます。
そのため初心者の人にも比較的飲みやすく、贈り物などにもピッタリです。
ほのかな柑橘系の香りが漂うので風味も楽しむことができます。
ミルクティーにピッタリなテ・オ・レ
出典:https://hobbee.jp/articles/2755
ミルクティー好きな人にはこの茶葉で決まりです。
まろやかな甘さと濃厚なコクがあるのでミルクティーにした時の口当たり、風味ともにとても美味しいです。
テ・オ・レはセイロンとインドの茶葉をブレンドしており、ミルクを入れた時に丁度良い甘さになるように考えられて作られています。
「テオレ」とはフランス語で「ミルクティー」を意味する名前というだけあって、ぜひとも一度味わってほしいです。
ミルクティーで飲むときはお湯を少なめに入れる、最後の一滴までしっかり淹れるなど、少し濃いめに淹れて飲むと程よい渋みが出るのでまろやかさといい具合にマッチします。
紅茶の種類とその特徴、おすすめの飲み方まとめ
いかがだったでしょうか?
いきなりお店で紅茶を選ぶとなると実際どれがいいのか分かりませんよね。
自分で買うならまだしも、贈り物となったら贈られる人の好みのこともありますしとても難しいです。
今回は比較的飲みやすく、また多岐にわたる味のものをチョイスしてみました。
ぜひ紅茶を買うときの参考にしてみてください。
あなた好みの素敵な茶葉と出会えることを願っています。