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「おやすみ、ロジャー」たった10分で寝かしつけられる絵本がすごすぎる!

王様のブランチや世界一受けたい授業などで紹介され話題になっている絵本「おやすみ、ロジャー」を知っていますか?たった10分で子どもを寝かしつけられる絵本として大変人気になっている絵本です。「おやすみ、ロジャー」の心理学テクニックを使ったポイントを紹介します。

「おやすみ、ロジャー」とは

スウェーデンの行動科学者により2010年に自費出版された絵本で、好評のため英語版も自費出版で刊行したところ、あまりに効果が大きいためイギリスで口コミで広がり、メディアが取り上げたことで人気が爆破し、「英アマゾン史上初の、自費出版本による総合ランキング1位」を獲得し、ネット通販を中心とした限られた販路だけで、1週間で18000部を売り上げました。日本では2015年11月13日に刊行されてからテレビ、ラジオ、口コミで人気になり、発売から3ヶ月で50万部を突破する異例の大ヒットを記録した絵本です。

「おやすみ、ロジャー」はどんな物語なのか?

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出典:http://www.asukashinsha.jp/oyasumi-roger/about.html

物語の主人公は眠いのに眠れないうさぎの子ロジャーです。ロジャーと「読み聞かせる子ども」はだれでも眠らせてくれる魔法使い「あくびおじさん」のもとを訪ねます。物語中「ウトウトフクロウ」など何人かの友達に会いながら「あくびおじさん」に眠くなる魔法の粉をかけてもらって眠くなり、お母さんの待つ家で眠るといったストーリーです。読み聞かせる子どもの名前を物語中に出すことによって物語に入り込みやすくされてるため、物語の途中でだいたいぐっすり眠ってしまうとの声が多いです。

「おやすみ、ロジャー」で盛り込まれている心理学テクニック

1. 子供の名前を呼ぶことで物語に入りやすくする

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出典:http://hss.moo.jp/wp/?p=2506

物語の主人公はロジャーと読み聞かせする子なので、自分が物語の主人公になったように感じ、子どもが自然に物語に入っていけます。

2.ゆっくり読むところの文字が青になっている

「おやすみ、ロジャー」ではゆっくり読むところは青文字で書かれていたり、大きな文字で書かれているところは強調して読んだり、心地よいリズムで物語を聞くことができます。眠くなってきているところにお母さんのゆっくり心地よい声が聞こえてきたら眠ってしまいますよね?

3.あくびするポイントがある

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出典:http://www.mbok.jp/item/item_477624517.html

「おやすみ、ロジャー」には読んでいる途中にあくびをするポイントがあります。そこでお母さんがあくびをすると子どもはドンドン眠くなってきます。副作用もあるようで、あくびをしていると読み聞かせしているお母さんも眠くなってくることがあるようです。子どもを寝かしつけるまでは我慢しましょうね!

「おやすみ、ロジャー」を読むときのルール

・車を運転している人のそばで絶対に音読しないこと。

・お子さんは絵を見ながら聞くよりも、むしろ横になってお話だけを聞くほうがいいでしょう。

・太字の箇所は、言葉や文を強調して読む

・色文字の箇所は、ゆっくり、静かな声で読む

・【あくびする】など動作の指示に従い、【なまえ】にはお子さんの名前を入れる

・うさぎの名前、ロジャーは、ロー・ジーャーとあくびを2回しながら読んでもよい

「おやすみ、ロジャー」のまとめ

「おやすみ、ロジャー」のすごいポイントを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ここまで話題になって売れている絵本はなかなか見ないので、一読の価値は絶対にああります!ぜひ子どもに読み聞かせしてあげてください!